お客様がChatGPTで広告画像を作る時代。ホームページ制作会社の役割も変わってきました

最近、改めて感じることがあります。

「生活の中でAIを使い、お客様自身がプロ顔負けの画像を作る時代が来るだろうな」

そう思っていたら、その時代は想像以上に早くやってきました。

本当に、AIの進化が早すぎます。

今回、お客様からいただいた4コマ漫画風の画像も、ChatGPTで作成されたと聞いて驚きました。

正直、ここまで作れる時代になったのかと驚いています。

実際、10年以上ホームページ制作・運営に携わる中で、

「ホームページに載せる4コマ漫画のような素材を作りたい」
「わかりやすく漫画で説明したい」

というご相談は、これまで何度もいただいてきました。

ただ当時は、こうした漫画素材を作るには、イラストが描ける人や専門の制作会社へ外注するしかありませんでした。

しかも、安くても10万円前後、高ければそれ以上かかることも珍しくありません。

そのため、

「面白いとは思うけど、予算的に難しいですね」

とお返事することも少なくありませんでした。

それが今では、お客様自身がAIを使って、ここまで完成度の高い画像を作れる時代になっています。

少し前まで当たり前だった制作の常識が、ものすごいスピードで変わっているのを感じます。

これは、ホームページ制作や運営・管理のあり方そのものを大きく変えていくと思います。

制作会社側も、

「画像素材をこちらで全部準備する」

という従来のやり方だけではなく、

お客様が作った画像や素材を、素早くホームページへ反映できる仕組み

がますます重要になってくるでしょう。

つまり、これから求められるのは、作る技術だけではありません。

変化にすぐ対応できる運営力・更新力。

そんなことを考えながら、今回いただいた画像を見ていました。

最近、原田工務店株式会社のお客様から驚くような画像を見せていただきました。

原田工務店 住宅リフォーム・店舗・デザイン

なんと、ChatGPTを使ってご自身で制作された広告漫画です。

住まいの困りごとから相談、そして解決までを4コマ形式で分かりやすく表現した、とても完成度の高いものでした。

数年前であれば、このような広告制作には、

  • 構成作成
  • キャッチコピー制作
  • イラスト制作
  • デザインレイアウト

と、多くの工程が必要でした。

制作会社やデザイナーに依頼すると、内容によっては数万円〜数十万円かかるケースも珍しくありません。

しかし今は、AIを活用することで、お客様自身がここまでの叩き台を作れる時代になっています。

AIで「作る」ことのハードルは大きく下がった

ChatGPTをはじめとした生成AIの進化によって、

  • バナー画像
  • チラシ
  • 漫画広告
  • キャッチコピー
  • ブログ文章

こうしたものを個人でも短時間で作れるようになりました。

これは、ホームページ制作業界にとって大きな変化です。

では、AIがここまで進化すると、ホームページ制作会社の価値はなくなるのでしょうか。

私はそうは思いません。

ただし、役割は確実に変わってきていると感じています。

「作る人」から「活かす人」へ

これまで制作会社に求められていた価値は、

  • デザインができる
  • コーディングできる
  • 画像加工ができる

という「制作力」でした。

もちろん今でも重要です。

しかしAI時代では、それだけでは差別化しにくくなります。

これから求められるのは、

  • 構成を考える力
  • 伝わる導線を作る力
  • AI素材を仕上げる力
  • 運用しやすい環境を作る力

だと思います。

AIは画像を作れても、

「どの順番で見せれば問い合わせにつながるか」

までは自動で最適化してくれません。

広告設計や導線設計は、やはり人間の経験が大きく関わります。

最近話題のClaude Codeはどうなのか?

最近は、Claude Code のようなAI開発ツールも注目されています。

こうしたツールは、

  • コード生成
  • サイト改修
  • UI実装
  • 開発補助

といった分野で非常に強力です。

特にエンジニアや開発者にとっては、大きな武器になるでしょう。

ただ、ホームページ運営の現場では少し事情が違います。

例えば、お客様から

「ChatGPTで画像を作ったので、トップページに載せたい」

と言われたとします。

必要なのは、

  • 画像を受け取る
  • サイズを確認する
  • 表示崩れがないよう配置する
  • スマホ表示も確認する
  • 見出しやボタンを追加する
  • すぐ公開する

こうした日常的な運用作業です。

Claude Code のようなAI開発ツールは、コード編集には優れています。

しかし、非エンジニアのお客様が、

「画像をもらったからすぐ配置する」
「自分で気軽に更新する」

といった運用を行うには、まだハードルが高い場面が多いでしょう。

WordPressのブロックエディターが強い理由

ここで強いのが、WordPressのブロックエディターです。

特に Lightning + VK Blocks のような構成は、AI時代にとても相性が良いと感じています。

なぜなら、

  • 画像をアップロード
  • ブロック追加
  • テキスト修正
  • 公開

これだけで更新できるからです。

コードを書く必要はありません。

つまり重要なのは、

どのAIを使うか だけではなく、

AIで作った素材を、誰でも安全に素早く公開できる仕組みがあるか

ということです。

私は、これからのホームページ運営でここがますます重要になると考えています。

AI時代でも、ホームページの価値はなくならない

AIが進化しても、ホームページの価値がなくなるわけではありません。

むしろ、

  • 情報を早く更新できる
  • 新しい情報を発信できる
  • お客様の悩みに答えられる

こうした「運営力」が重要になります。

AIが作れることと、実際に運用できることは別です。

だからこそ、これからのホームページ制作会社に求められるのは、

「作る会社」

ではなく、

AI時代でも運用しやすい環境を整えるパートナー

なのかもしれません。

最後に

今回、お客様がChatGPTで作られた広告漫画を見て、時代の変化を強く感じました。

AIによって、制作のハードルは確実に下がっています。

ですが、だからこそ大切になるものもあります。

それは、

  • 伝える力
  • 整える力
  • 継続して運用する力

です。

ホームページ制作も、

「作って終わり」

ではなく、

「育てて活かす」

時代へ。

AI時代だからこそ、そんなホームページ運営がますます大切になっていくと感じています。