自作したWordPressホームページ、アップデートを怠ると“更新できないホームページ”になります

「ホームページは自分で作れば安く済む」

最近ではWordPressやAIの進化によって、以前より簡単にホームページを作れる時代になりました。

YouTubeや解説サイトを見ながら、自分でWordPressホームページを立ち上げた方も多いのではないでしょうか。

実際、自作には大きなメリットがあります。

制作費を抑えられる。
自分で好きなタイミングで更新できる。
業者に依頼しなくても運営できる。

ですが――

ここで意外と見落とされている大きな問題があります。

それは、

「作った後のアップデート(更新)」です。

WordPressは、作って終わりではありません。

アップデートを怠ると、数年後に**“更新できないホームページ”**になる危険性があります。

「まだ見れているから大丈夫」が一番危険

よくあるのが、

「ホームページは普通に見れているから問題ない」

という状態です。

確かに表面上は問題なく表示されていることが多いです。

ですが、裏側では、

・WordPress本体が古い
・テーマが更新停止状態
・プラグインが数年前のまま
・PHPバージョンが古い
・セキュリティ対策が弱い

というケースが珍しくありません。

つまり、

“見えている=安全”ではない

ということです。

実際によくあるWordPressのトラブル

実際に相談が多いトラブルを紹介します。

1. 「更新に失敗しました。返答が正しいJSONレスポンスではありません」

WordPressを更新しようとすると突然出るエラー。

「ホームページが壊れた!」

と焦る方が本当に多いです。

ですが、実はそこまで深刻な問題ではないケースもあります。

特に、

・サーバー移転後
・SSL設定後
・バックアップ復元後

によく起きる原因が、

「パーマリンク設定」

です。

WordPressでは内部URL設定がずれてしまい、更新エラーが起こることがあります。

そんな時は、

「設定」→「パーマリンク」

を開き、**何も変更せずに“変更を保存”**するだけで改善するケースが非常に多いです。

実際、制作現場ではかなりよくあるトラブルです。

2. 長年放置でアップデートしたらホームページが壊れた

これも非常に多いです。

数年間更新していないWordPress。

ある日、

「更新通知がいっぱい来てるから全部更新しよう」

と一気にアップデート。

すると、

・画面が真っ白
・管理画面にログインできない
・レイアウト崩れ
・問い合わせフォーム停止

という状態になることがあります。

原因は、

「古い環境と最新環境の互換性」

です。

WordPress本体だけ更新すると古いプラグインが動かない。

逆にプラグインだけ更新するとテーマが対応していない。

さらにサーバーのPHPが古いと、そもそも最新版が動かないこともあります。

結果として、

「怖くて更新できないホームページ」

になってしまいます。

3. ハッキング・改ざん被害

「うちは小さい会社だから狙われない」

と思っていませんか?

実際は逆です。

自動攻撃ツールによって、古いWordPressは大量に狙われています。

特に古いプラグイン放置は危険です。

被害例としては、

・海外サイトへ飛ばされる
・勝手に怪しい広告が表示される
・迷惑メール送信元になる
・Google検索で危険サイト警告が出る

などがあります。

しかも、意外と気づかないケースが多いです。

「最近問い合わせが減った」

と思ったら、実はGoogle側から信頼を失っていたという事例もあります。

4. ログインできない・管理者が分からない

自作ホームページで特に多い問題です。

数年後になると、

「パスワード忘れた」

だけではなく、

・ログインURLが分からない
・登録メールアドレスが使えない
・サーバー契約会社が不明
・誰が管理していたのか分からない

というケースも出てきます。

最終的には、

“修理費が新規制作費より高い”

という状況になることも珍しくありません。

WordPressは“家”と同じです

ホームページは家とよく似ています。

建てただけでは終わりません。

放置すれば、

・設備が古くなる
・雨漏りする
・修理費が高くなる

のと同じように、

WordPressもメンテナンスが必要です。

最低限でも、

✓ WordPress本体更新
✓ プラグイン更新
✓ テーマ更新
✓ 定期バックアップ
✓ セキュリティ確認
✓ 表示チェック

は行いたいところです。

AI時代は“更新されているホームページ”が強い

最近はSEOだけではありません。

Google AI Overview、SearchGPT、Perplexityなど、AI検索の時代になっています。

AIが評価しやすいのは、

「きちんと運用されているホームページ」

です。

逆に、

・数年放置
・SSL未対応
・ページエラー多数
・古い情報のまま

こうしたサイトは、AIにも信頼されにくくなります。

つまり、

ホームページは“持っているだけ”では意味がない時代

になっています。

まとめ

自作ホームページは、費用を抑えられる素晴らしい方法です。

ですが、

「公開後のアップデート」が最も重要

です。

「まだ見れているから大丈夫」

ではなく、

“壊れる前に少しずつメンテナンスする”

ことが結果的に一番安く済みます。

もし、

「数年更新していない」
「更新エラーが出る」
「管理画面が怖くて触れない」
「何を更新していいかわからない」

そんな状態なら、一度ホームページの状態を確認してみることをおすすめします。

ホームページは、作ることより“育てること”が大切です。