独身生活最後の日、パパに挨拶に向かうしずかちゃん。
しずかちゃん「パパ! あたし、およめにいくのやめる!!」
「わたしが行っちゃったらパパさびしくなるでしょ。
これまでずっと甘えたりわがままいったり……
それなのに私のほうは、パパやママになんにもしてあげられなかった」
しずかちゃんぱぱ「とんでもない。
きみはぼくらにすばらしいおくり物を残していってくれるんだよ。
数えきれないほどのね。
最初のおくり物はきみがうまれてきてくれたことだ。
午前3時ごろだったよ。
きみの産声が天使のラッパみたいにきこえた。
あんな楽しい音楽はきいたことがない」
「病院をでたとき、かすかに東の空が白んではいたが、
頭の上はまだ一面の星空だった。
こんな広い宇宙の片すみに、ぼくの血をうけついだ生命が
いま、うまれたんだ。
そう思うとむやみに感動しちゃって。涙がとまらなかったよ」
「それからの毎日、楽しかった日、みちたりた日日の思い出こそ、
きみからの最高の贈り物だったんだよ。
少しぐらいさびしくても、思い出があたためてくれるさ。
そんなこと気にかけなくていいんだよ」
しずかちゃん「あたし……不安なの。うまくやっていけるかしら」
しずかちゃんぱぱ「やれるとも。
のび太くんを信じなさい。
のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。
あの青年は人のしあわせを願い、
人の不幸を悲しむことができる人だ。
それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。
彼なら、まちがいなくきみをしあわせにしてくれると
ぼくは信じているよ」
うわーーー!どうしようーー!しずかちゃんぱぱみたいにはなれないーーー!!
いつかこんな日がくるのだろうか・・・だめだーーーうちの娘は絶対やらんぞ。
・・・いや、こんな日がこなくても困るもんかな・・・
よりによってのび太・・・出来杉くんなら許せるかな。
・・・いや、だめだ・・・そんな問題じゃないのだ!!!
あああーーー・・・もう・・・なにがなんだかわからーーーん・・・
とりあえず、のび太を連れてきたら許さないという事にして、体を鍛えます。
まだ見ぬ、どこかの『馬の骨』と戦うためです。
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